あなたは上皮真珠をご存じですか?
赤ちゃんの歯ぐきから見つかる歯のようなもので、結構な頻度で出現するのだとか。
もうすぐ1歳を迎えるわが子にも見つかり、歯医者さんに行き上皮真珠と診察されました。
今回はそんな上皮真珠についてまとめました。息子の上皮真珠も載せていますので参考になれば…。
上皮真珠とは
上皮真珠とは、赤ちゃんの歯ぐきにできる小腫瘤という粒のことをいいます。
ひとつだけぽつんとできるタイプや、いくつか並んでできるもの、いろいろなタイプがあり、大きさも様々です。
色はまさに歯や骨のような白や気白色。
その見た目が真珠のようなことから、上皮真珠という名前がついたそうです。
上皮真珠の原因
上皮真珠は歯が作られる組織の一部が残ったものです。
通常は歯が成長する中で吸収されなくなりますが、うまく吸収されずに残った組織が歯ぐきに出てきた状態だそうです。
見た目は歯だけど、歯の組織だから歯ではないんだってー!
上皮真珠ができやすい場所
上皮真珠ができやすい場所はこちらです。
- 奥歯が生える場所
- 上あご(特に前歯の場所)
こ の場所以外からも、できることもあります。
場所によっては見えにくかったり、小さかったりで気づかないことも多いんだとか。
上皮真珠の発生率
上皮真珠の発生頻度は43.6%といわれています。
{慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイト参考)
およそ半数の子どもにみられる症状のようで、珍しいことではないようですね。
ちなみに、お母さんのお腹の中では100%の確率で上皮真珠があるそうですよ。
上皮真珠の治療
ひとことで言うと治療は必要ありません。
数週間~数か月で自然に消失するそうです。
自然に脱落することもあるようですが、組織なので飲み込んでも特に問題ありません。
痛いし、雑菌が入るら無理にとろうとしないでね!
息子の上皮真珠
こちらが息子の上皮真珠です。
左前歯の裏にぷつっとしたものが…
びっくりして歯医者さんに急いで行ったのですが、数週間でなくなるだろうと。
ただし、大人の歯が生えるころまで残っていると過剰歯の場合もあり、歯並びに影響するので抜歯も検討する必要があると説明を受けました。
歯みがきのときには気をつけて見てあげとかなきゃ!!
参考記事 赤ちゃんの歯みがきの方法【簡単解説】
赤ちゃんの上皮真珠 まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんの上皮真珠。私はびっくりしたのですが、よくあることで問題ないと知って安心しました。
お母さんのお腹の中にいたときの名残が、今になってでてきているって考えるとなんだか愛しく感じる上皮真珠。
早くなくなって欲しい思いもあるけど少しの間、歯みがきのときは愛でてあげたいと思っています。
お子さんの歯ぐきに上皮真珠かも?というものがある人は、急ぎで行く必要はありませんが一度歯医者さんで診察してもらっては?
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