稽留流産の自然排出を経験した私。
とても悲しい出来事でしたが、この経験を悲しみだけで終わらせたくない!
そう思い、稽留流産自然排出を経験した方や挑む方に向けて記事を書いています。
今回は、私の体験談も含め自然排出後の出血について書いていきます。
胎嚢が排出されても出血は続く
流産の胎嚢の自然排出の後は、子宮に溜まっている血液や残存物を出し切るために出血は続きます。
身体が子宮を元の状態に戻そうと、収縮して血液などを押し出している反応なので出血があることは正常です。
問題がなければ少しずつ出血の量は減り、おりもの程度に。
最後には、何もない状態へと戻っていきます。
自然排出後の出血はいつまで続く?
では具体的に出血はいつくらいまで続くものなのでしょうか。
一般的な自然排出後の出血について
一般的には、1週間ほどでだんだん量が少なくなり、出血はなくなっていくと言われています。
出血の量や続く期間は、個人差があり1か月以上続く人もいるのだとか。
最初は、大量の鮮血が出たりすることもありますが徐々に出血は減っていきます。
主治医の指示にもよるけど、2週間以上出血が続く場合は病院に一度相談してもいいかも!
参考になるかは分かりませんが、次に実際に私がどうだったかを少しお話します。
自然排出後の私の体験談
稽留流産自然排出後
私は5日間で出血は止まりました
というってもその後に少し、血液の混じったおりものがでることもあったのですが…
自然排出後5日目にはナプキンが外せる状態でした。
私の5日間の出血の状態を簡単に記しておきます。
自然排出直後(当日)
深夜(1時)に自然排出をしたので、午前中は生理2日目程度の出血量。
お昼頃には少し量が減りましたが、診察に行った際に子宮収縮剤を処方され、内服後にまた出血増。
ほぼ1日中生理2日目くらいの出血が続いていました。
ちなみに自然排出直後は、トイレに座っていると30分くらいポタポタと出血がしたたり落ちるくらいの出血でした。
深夜に自然排出をしたせいか、一日身体はしんどかった…けど病院に行ったり結構動き回ったけど貧血で倒れるみたいなことはありませんでした。
ただ、顔は一日青白かった…
こんなに出血して大丈夫か、私⁉とか思ったりしたけど意外とね。
自然排出後2日目
生理2日目の出血よりやや少ないくらいの出血量が1日続きました。
人によっては生理1日目や3日目くらいかな?と思ったりしていました。(私の場合は1日目くらいの体感だった)
ちなみに子宮収縮剤の内服後のナプキンが一番汚れていた気がします。
体調は育児&家事をするくらいなら、普段通りに行えるくらい回復。
青白い顔も少し戻っていましたが、眼球結膜(あっかんべーをしたときに見える部分)は真っ白でした。
息子と公園に遊びに行く余裕もあったよ
自然排出3日目
夜間の出血はほぼなし。
日中には、2日目同様の出血は続いていました。
自然排出4日目
この日も夜間の出血なし。
日中もかなり出血が減ってきて、ナプキンを変えるためにトイレに行くことはなくなっていました。
お小水にトイレに行っても、かすかに着いているくらいのときがほとんどでした。
透明のおりものに少しだけ血が着いているだけみたいなときもありました。
自然排出後5日目
出血はほぼなく、おりものが多くなりました。
おりものにときどき、血は混ざっていますが少しだけ。
ほぼ出血は終わったと考えて、ナプキン➡おりものシートに変更しました。
自然排出5日目以降
おりものはその後3日くらい多かったのでおりものシートはその間、続けていました。
ときどき、おりものに出血は混じりましたがおりものと同時になくなりました。
おりものシートを付けていたのも8日目くらいまでだったよ
自然排出後、こんな出血なら診察を
- 異常な腹痛を伴う
- 2週間程度出血が続く
これらが当てはまれば、かかりつけへ診察へ行きましょう。
中には数か月出血が続く方もいますが、長期間出血が続くことで文字のリスクもあります。
また、出血がとまらない場合は、子宮内に妊娠組織が残っている可能性もあります。
そうなると再手術が必要になることもあるので、出血が止まらない場合は診察に行きましょう。
流産とは関係ないけど…
出血が続く場合は不正出血の可能性も
子宮内膜炎症や筋腫など別の疾患が原因になっているかも
ホルモンバランスの乱れが原因の可能性もあります
小さな出産ともいわれる自然排出ですので、気になることがあれば遠慮なくかかりつけに相談してください。
流産自然排出後の出血はいつまで続くの? まとめ
今回は流産自然排出後の出血についてお話しました。
出血が続く期間には、個人差がありますがいつまで続くんだろう…と気になるときには躊躇せずかかりつけに相談していいと思います。
流産を経験された方の多くは、次の妊娠を望む方も多いかと思います。
あれ?と思ったときは、自分の身体が一番ですので早めに相談してくださいね。
この記事が、稽留流産後の人のお力に少しでもなれば幸いです。
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