離乳食予習も6回目となりました。
今回は、離乳食とだしについて書いていきたいと思います。
▼前回の記事はこちらからどうぞ▼
離乳食になぜだしが必要?
離乳食の本に必ずといってもいいくらい載っている出汁のとり方。
果たして、なぜ離乳食にはだしが必須なのでしょうか。
いつから、どうやって使うのか疑問でした。
離乳食でのだしの目的
⚘ 離乳食にだしを使う目的
味にアクセントをつけ、おいしいものにするため
塩などの調味料が使えない離乳食は、単調な味になりがち。
赤ちゃんが途中で味にあきて、食べなくなってしまうことも…。
そんなときに、だしが味のアクセントとして活躍してくれます。
赤ちゃんの味覚を育てるという意味でも、だしを取り入れることは推奨されています。
だしから栄養を摂ることもできますので、それも理由のひとつです。
離乳食にだしはどう使う?
⚘ だしの使い方
- 風味付け
- つぶした野菜をのばす
- おかゆなどの煮汁に使い
基本的にはこんな感じ。
ママのアレンジの仕方でどんな風に使ってもOKです。
隠し味に使うって感じか!
離乳食にだしはいつから使う?
⚘ だしを使う時期
離乳食に食べムラがでてきた時期
(個人差はあるが中期あたり?)
こんぶだしは離乳食初期の5~6か月の赤ちゃんに使用することは可能。
ですが、離乳食はじめたての赤ちゃんには食材本来の味を味わてもらいたいもの。
はじめはだしを使わず、食材そのものだけの離乳食を与えることがおすすめ。
だしの使用は食べムラがでてくる中期辺りからでも、遅くありません。
今まで、母乳やミルクだけで生きてきた赤ちゃん。
大人にとっては味がなくて寂しい離乳食でも、赤ちゃんにとっては十分楽しんで食べられるらしいよ。
そのほかの、だしの使用できる時期の目安はこちらです。
食材 | 時期 |
こんぶ | 5~6か月 |
かつお/かつおこんぶ | 7~8か月 |
野菜 | 5~6か月 |
ささみ | 7~8か月 |
しいたけのもどし汁 | 1歳~1歳半 |
離乳食で使えるだしのとり方
簡単なだしの取り方を紹介します。
野菜スープ
野菜スープは大人の料理で使うコンソメスープの役割を果たします。
好みの野菜数種類、お水適宜
作り方
①野菜をすべてザク切りする
②なべに野菜を入れる
③野菜が隠れるくらいまで水をいれる
④15~20分弱火でことこと煮こむ
(煮汁に黄色っぽい色がでてくるくらい)
⑤あくがでてくたらすくいとる
⑥こし器でスープをこす
(ペーパータオルがあれば敷くとよい)
にんじん、たまねぎ、かぶ、キャベツなど。
くせがなく、崩れにくいものがおすすめ!
こんぶだし
こんぶだしは、簡単に作れるので初心者におすすめです。
こんぶ5㎝角1枚、お水200ml
作り方
①こんぶの表面をぬれたふきんで拭き、汚れを落とす。
②だしがでやすいように、こんぶの両端に切れ込みを入れる。
③なべに水を入れ、こんぶをいれて約30分置いておく
④なべに火をかけて、沸騰する寸前にこんぶをとりだす。
こんぶは沸騰させるとエグみがでるよ。
火をかけるのが面倒なときは、こんぶを水につけておくだけでもだしはとれます。
一晩、こんぶを水につけて冷蔵庫においておくだけでOK。
ただし、この方法をする場合はこんぶは倍量使ってください。
かつおこんぶだし
こんぶとかつお節の合わせだし。
2つのだしを使うので、より豊かな味わいになります。
こんぶ5㎝角1枚、かつお節2g、お水200ml
作り方
①~④こんぶだしと同様
⑤かつお節を入れて1分間沸騰
⑥火を止めてかつお節沈むまで放置
⑦こし器で汁をこす
便利なだしパック
手作りの工程をみたけど、大変そう…
こう感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方にはだしパックがおすすめです。
表記通りの水にパックを入れて、お湯で少し薄めればできあがり!
\離乳食におすすめだしパックはこちら/
出典:朝ごはん本舗
あかちゃんだしは、使用できる目安の時期でだしパックがわかれているので便利。
もちろん、スーパーなどで販売されているものでもOKです。
無添加でも塩分がたくさん入っているのはNG!
どんなだしを使えばいいか迷ったら、こちらを参考にしてください。
離乳食予習PART6 まとめ
離乳食とおだしの関係性が少し理解できたでしょうか。
離乳食にお出汁は使う…ってよく耳にしていましたが、私は今回でやっとどう使うかなんとなく分かった気がします。
離乳食初期から必要という訳ではありませんが、ぼちぼち取り入れていきたいです。
\離乳食のアプリといえば/
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