元看護師ママが教える赤ちゃんの結膜炎~実はわが子も…~

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ある日、大切なわが子の様子がいつもと違う…

特に小さい赤ちゃんの異変を見つけると心配で居ても立っても居られないですよね。

実は私も息子が生後1か月のときに、急に片目だけが腫れ目やにがでて軽く充血したのを発見。

小児科に連れていき、「結膜炎」と診察され治療をしてもらい無事に回復をすることができました。

看護師経験のある私でも、「今までなかったのにどうしよう」「急いで病院に連れて行かないとだめかな?」とあたふたして不安だった「結膜炎」の症状…。

私のような思いをしているあなたの不安の解決になったら…と思い記事にします。

結膜炎とはどんな病気?

結膜炎とはどんな病気?

 結膜炎とは、目とまぶたの裏側を覆っている薄い粘膜である結膜が炎症を起こすことです。

まれな病気ではなく、大人も患うことがあります。

今まで、経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結膜炎の症状

結膜炎の症状として特徴的なのは目やに、白目の部分に充血があること。

目に痛みやかゆみもでてきます。

言葉で症状を伝えられない赤ちゃんは、目をかいたり、不機嫌になる様子が見られます。

 

結膜炎の原因

結膜炎の原因は大きく分けて3つあります。

  • アレルギー性結膜炎
  • 細菌性結膜炎
  • ウイルス性結膜炎
  • 詳しくみていきましょう。

    アレルギー性結膜炎

    アレルギー性結膜炎の原因は花粉ハウスダストなど。

    アレルギー物質によるアレルギー反応で起こります。

    赤ちゃんも発症しないとは言えませんが、3歳以降の子どもに発症することが多いと言われています。

    対策方法

  • こまめな掃除でほこりを出さない
  • 花粉の時期のお出かけは控える
  • とにかくアレルギー物質を除去する!

    細菌性・ウイルス性結膜炎

    本当は細菌性とウイルス性の結膜炎は違うのですが、似ているので今回はまとめます。

    細菌やウイルス性の場合は、眼症状以外に発熱やリンパ腺が腫れるなどの風邪症状を伴うこともあります。

    感染からくるもののため、家族内でうつる可能性も。

    対策方法

  • 赤ちゃんとのタオルの共有を避ける
  • お世話の後は必ずせっけんで手洗い
  • 何よりも清潔をこころがける!

    赤ちゃんに多い結膜炎としては、出産時の産道感染や、涙のう炎からくるものがあります。
    赤ちゃんは涙が鼻の奥に吸収をするための通り道とされている鼻涙管が完成されていないため鼻涙管の手前の涙のうというところに目やにが溜まり、涙のう炎や結膜炎が起こりやすいです。

     

    結膜炎の治療

    どのタイプの結膜炎も点眼が治療の基本です。

    アレルギー性の場合は、アレルギーを抑えるものやステロイドの点眼薬。

    ウイルス性や感染性の場合は抗生物質の点眼薬が処方されることが多いです。

    アレルギー性結膜炎でアレルギーを起こす原因がはっきりと分かっているときは、できるだけその原因物質から避けるようにと指導されるでしょう。

    涙のう炎からくる結膜炎の場合は、鼻涙管を開通させるために手術をする場合もあるそうです。

     

    わが子の結膜炎の治療の実際

    私の息子もクリニックで診察をしてもらい、抗生物質の点眼を1日3回するようにと指示されました。

    すると3日ほどで目やにもなくなり、完治することができました。

    アレルギー性の可能性も疑ってか、診察時には鼻水の吸引をしてもらい、1週間点眼を続けても治らない場合はもう一度診察にくるよう指導をされましたよ。

    かりんと
    かりんと

    吸引に泣き叫ぶ息子がかわいそうだった…(詰まったままの方がかわいそうなんだけど)

     

    結膜炎のようだけど病院はどうする?

    子どもの結膜炎、小児科?眼科?

    病院のイラスト

    結膜炎の症状が出たら病院に連れていくべきということは分かったけど、

    「病院は眼科に行けばいいの?小児科に行けばいいの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。

    結論から述べますと、どちらにかかっても間違いではありません。

    どちらもしっかり診察してくれるでしょう。

    インフルエンザなどの感染症が流行っているときや、近くに眼科があるようなら眼科を受診する方が良いかもしれません

     

    私は小児科を選択!理由は?

    参考になるかはわかりませんが、私は小児科を選びました。

    なぜかというと近々、予防接種を受ける時期で、通う病院がどんなところかみたい思っていたからです。

    また、息子とはじめて行く病院だったので子どもや赤ちゃんに慣れている先生やスタッフが多くいる方が安心できるかな~と思ったのも小児科を選んだ理由です。

    かりんと
    かりんと

    かかりつけがある場合は、色々知ってる病院の方がいいかもしれないね

     

    結膜炎は急ぎで診察が必要?

    救急車

    結論からいいますと、症状が目やになどの結膜炎の症状しかない場合は、緊急で治療が必要ありません。

    私も結膜炎の症状を見つけたのは日曜日

    私が息子の結膜炎の症状に気づいたのは日曜日。

    日曜日だと救急や休日診療所でないと、ほとんどのクリニックなどの病院はしまっていますよね。

    正直、可愛いわが子ですので一刻も早く診察をしてもらいたい思いでいっぱいでした。

    しかし、目やにと軽い充血、目の浮腫みの症状だけで機嫌が悪い様子もなく、母乳も良く飲んでいたので診察を翌日の月曜日までぐっと我慢。

    1日待つのに少し不安はありましたが、特に症状は変わりなく次の日を迎えることができ、受診にいたりました。

    翌日診察してもらったら先生に、実際に休日診療所に行くべきだったかを確認したところ、

    「そこまでする必要はないよ」と言われ、ほっとしました。

    かりんと
    かりんと

    自分だったら気にしないけど、子どものこととなると不安でいっぱい

    こんな症状が出た場合は急いで受診を

    しかし今回息子は結膜炎の症状しかなかったので、このように言われたんだと思います。

  • 38.5℃以上の発熱
  • いつもと異なる呼吸
  • 普段と比較して活気がない
  • などと他の症状を伴う場合は急いで受診が必要です!

    休日診療所に連れていくなど、場合によっては救急車を呼ぶことも考慮してください。

     

    結膜炎、放置してもいいの?

    急ぎで治療が必要でなければ、赤ちゃんの結膜炎は放置してもいいのでしょうか。

    その考えは、間違いです。

    病院が開いているときに、速やかに受診をしましょう。

    結膜炎は速やかな受診と治療で早く治る病気です。

    自然な回復を待つよりも、早めの受診でなるべく早く治してあげてください

     

    赤ちゃんの結膜炎のまとめ

    いかがでしたでしょうか。文章をまとめると

    • 赤ちゃんの目やにや充血には結膜炎が隠れているかも
    • 結膜炎はアレルギー性、細菌性、ウイルス性に分けられ、それぞれ対処が異なる
    • 基本治療は点眼
    • 小児科、眼科どちらの病院でもOK
    • 基本は緊急で治療は要さないが、他の症状が伴う場合は早めの診察を

    となります。

    かわいい赤ちゃんの目の症状にお困りの方、予備知識を得たいという方などの力になれば幸いです。

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