溶連菌感染症。高熱がでて、のどの痛みがでて一般の人がかかってもしんどい病気。
授乳育児中のママがかかるとしんどさ+育児+授乳ができるか心配とが重なり本当に大変ですよね。
抗菌薬を飲み切らなくてはいけなかったりと、特に完母の人の心配は大きいものかと。
そこで、授乳中に2回も溶連菌感染症になった元看護師が授乳について書きたいと思います。
溶連菌感染症とは?
溶連菌感染症とは、A郡β溶血連鎖球菌という細菌によって起こる感染症です。
高熱、のどの痛み、発疹が主な症状として出現し、身体を苦しめます。
病気の詳細情報は下記のサイトを参考に
☞こちら
幼稚園や保育所などでよく流行る病気…
溶連菌感染症になっても授乳はできるの?
ではさっそく1番気になる話題、「授乳ができるのか」というところに触れていきましょう。
結論からいいますと、溶連菌感染症になっても注意を守れば授乳ができます。
実際に私も、授乳期間中に2回も溶連菌感染症を患って内服治療をしましたが授乳を続けていました。
必ず、主治医の先生と相談は必要になりますが、授乳を続けてもいいのか一緒に考えてみましょう。
溶連菌の病原菌は母乳を介さない
「母乳をあげることで、溶連菌をわが子に移してしまうのではないか」と心配に思われている方もいるのでは?
基本的に母乳は無菌です。
溶連菌の菌が母乳を介して赤ちゃんにうつることはないので、心配ないでしょう。
溶連菌の薬は授乳に大丈夫?
飲み薬が母乳を介して、赤ちゃんに影響を与えることを心配されている人もいるかと思います。
多くの薬が母乳に移行する薬の量は1%未満。
赤ちゃんに対して有害な影響がでる薬はほとんどないと言われています。
しかし一概に大丈夫とは、言い切れないので必ず主治医に授乳してもいいか確認してください。
アモキシシリンというお薬を処方をされましたが、授乳のと許可をもらったよ
診察のときに授乳中であることを伝えておくと、お薬の内容も授乳に合わせて考慮してくれることもありますので忘れずに伝えましょう。
念のため、授乳中にも安全に使用できるお薬のサイトも
☞こちら
溶連菌感染症のときの授乳で気を付けること
授乳ができるとなっても、気をつけて欲しいことはこちら。
授乳中に溶連菌感染症になった私ですが、息子の免疫力が強かったのもあるかもですが、これに気を付けていたのか息子に溶連菌をうつすことはありませんでした。
お母さんの体力が第一
ことばの通り、まずはお母さんの体力が第一です。
授乳って思っているよりエネルギーを使うもの。
高熱がでて普段より脱水状態の身体に、授乳をするとさらに水分は奪われお母さんの身体にすごく負荷がかかります。
お母さんが元気でなければ、赤ちゃんのお世話もできません。
身体がピークでしんどいときは授乳は少しお休みして、少し回復してから授乳をはじめることがおすすめです。
授乳は医師と十分に相談してから
先ほども少し述べましたが、授乳はお医者さんと十分相談してから行ってください。
処方されるお薬やその人の体質によって、授乳を反対されるケースもあります。
基本は授乳できると思うけど、ダメな場合もあるからね!
マスクは終日着用
溶連菌感染症は咳やくしゃみから感染をします。
授乳のときって赤ちゃんとの距離がとっても近い!
授乳以外のお世話をするときも、近くて行うことばかり。
必ず、マスクをつけて生活するようにしましょう。
授乳前には必ず手洗い
溶連菌感染症は皮膚に触れることで感染するともいわれています。
授乳する前には毎回手洗いを忘れず行いましょう。
授乳以外でも手洗いはこまめにね!
できるだけ薬は授乳後に飲む
これは私的見解なんですけど、もらった抗菌薬は授乳直後に飲むようにしていました。
効果はあるか分かりませんが、授乳前に飲むよりかは薬の血液中の濃度が低くなる気がして。
授乳直後にお薬を飲むことで、次の授乳までは時間が空くのでこれはいつも意識していました。
授乳と溶連菌感染症のまとめ
いかがでしたでしょうか。
いろいろと注意点はありますが、溶連菌感染症にかかっても赤ちゃんへの授乳はできます。
しかし、1番大切なのはお母さんの身体。
そうもいかないことも多いかとは思いますが、頼れるところは頼ってしっかり身体を休めてくださいね。
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