1歳の誕生日は、わが子にとってはじめての誕生日。
ここまで大きく成長してくれたと感じる、特別な日ですよね。
そんな1歳の誕生日、昔から特別な日とされていて一升もちを背負わせてお祝いをしたのだそう。
とても素敵なお祝いなので、ぜひ現代でも取り入れて欲しいと思い記事にしました。
一升もちとは
一升もちとは、一升のもち米で作った丸い形をしたおもちです。
一升もちの由来
一升もちの由来としては、一生の重みとしておもちを背負わせることで
と願いを込めて行われたそうです。
一升と一生がかかってるんだね♪
一升もちの重さってどれくらい?
赤ちゃんがおもちなんて背負うって大丈夫なの?
そこで気になるのが一升もちの重さですよね。
一升もちは、なんと約2㎏の重さになります。
一升は1.8㎏ですが、おもちにする過程で水分を含み2㎏ほどになるんだとか。
一升もちのお祝いの方法
一升もちのお祝いの方法はおもちを背負わせる方法で、広く行われています。
しかし、地域によってやり方が違うこともあるので、代表的なお祝いの方法を紹介します。
一升もちを背負う
子どもに一升もちを背負わせ、歩かせる方法です。
歩くことができなくても、つかまり立ちやハイハイでも背負わせてあげましょう。
重いおもちを背負うので、立てなかったり、しりもちをついたりしますがそれが縁起が悪い訳ではありません。
一升もちを踏む
わらじや素足で、一升もちを踏ませる方法です。
おもちを大地と見立てて「地に足をついて歩けるように」「足腰が強くなるように」と願いが込められます。
九州地方では踏ませることが多いようですよ。
転ばせもち
おもちを背負わせてわざと転ばせたり、突き飛ばすフリをしたり、もちを投げつけたりする地域もあるんだそう。
「子どもが家からでていかないように」「人生に障害があっても転ばないように」という願いがこもっていると言われています。
どの方法も、ケガがないように十分に注意が必要だね
一升もちはどうやって背負わせる?
おもちを背負わせるというけど、どうやって背負うの?と思ったあなた。
いろいろな一升もちの背負わせ方についても紹介します。
昔ながらの風呂敷
古くからの背負い方は、もちを風呂敷に包み、たすき掛けをする方法です。
はかまや着物でおめかして、風呂敷を背負わすととってもかわいい♡
リュックに入れて背負う
最近はリュックサックにおもちを入れて背負わすことが多いようです。
今後もおでかけの際に使うこともできるし、いいアイデアですよね。
おもちとセットで販売されているものもありますし、誕生日プレゼントとしてお気に入りのリュックを選ぶのもいいかもしれません。
ゼッケン
一升もちを背負うようのゼッケンも販売されています。
紅のゼッケンがザ・お祝いって感じでこれもいいですね。
どのタイプも背負うときに、首を絞めないように気を付けてね!
1歳の誕生日に一升もちまとめ
いかがでしたでしょうか。
これを読んで、わが子の1歳の誕生日には一升もちを背負わせたい!と思った方もいるのではないでしょうか。
わが子も、はじめてのお誕生日には一升もちを背負わせ「一生健康であるように」とお祈りしたいと思っています。
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