赤ちゃんへの薬の飲ませ方、元看護師一児の母が教えます【もしものときに知っておきたい】

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知っておきたい! 赤ちゃんの薬の飲ませ方
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突然ですが、あなたは赤ちゃんの薬の飲ませ方を知っていますか?

赤ちゃんの病気は突然のもの。

急にミルクしか飲んだことのない赤ちゃんに薬を飲ませなくてはいけなくなる日がくるかもしれません。

そこで、ここで元看護師、一児の母の私が赤ちゃんへの薬の飲ませ方を解説します。

赤ちゃんに処方されるお薬の形状

赤ちゃんに処方されるお薬の形状

赤ちゃんに処方される飲み薬の大半は、シロップこな薬

カプセルや錠剤は、飲み込むことが難しいため5歳以下の子どもには処方されないことが多いそう。

ということで、今回はシロップとこな薬の飲み方について書いていきます。

ドライシロップ細粒
品質が保たれにくいシロップから水分を抜いて細粒にした薬。水に溶かしてシロップ状にして飲みます。
ドライシロップ系の薬は甘みや香りが付いていて、子どもにも飲みやすい特徴があります。
かりんと
かりんと

息子もドライシロップ薬、おいしそうに飲んでた…

 

赤ちゃんの薬の飲ませ方

ではさっそく、どうやって赤ちゃんにお薬を飲ませるのか紹介します。

その方法は4つあります。

  • そのまま飲ませる
  • ペースト状にする
  • 少量の水に溶かす
  • 食べ物に混ぜる

詳しく、見ていきましょう。

 

赤ちゃんに薬をそのまま飲ませる

赤ちゃんの口元

飲める赤ちゃんは、薬をそのまま口にいれて飲ませてあげて大丈夫です。

特にシロップなんかは飲ませやすいかと。

飲んだ後は、口の中に薬が残らないようにお水を飲ませてあげましょう。

母乳やミルクでもかまいません。

 

ペースト状にする

これは、こな薬を飲ませるときの方法です。

ほんの少し(1~2滴)の水やぬるま湯を薬に混ぜ、ペーストにします。

そのペーストを清潔な指にとり、赤ちゃんの上あごにすりつけます。

最後に水やぬるま湯を飲ませて完了です。

苦みを感じやすい部分のため、舌の上にはペーストはのせないようにしましょう。

 

少量の水に溶かす

これもこな薬を飲ませるときの方法です。

飲み残さないほどの少量の水やぬるま湯に粉薬を溶かします。

たくさんの水で溶かすと、すべて飲み切れない場合もあるので溶かす水の量には気をつけましょう。

水に溶かした後に長時間放置すると苦くなったり、薬の効果が弱まったりするので要注意!

 

溶かした薬の飲ませ方

溶かした薬を容器に入れてそのまま飲ますことができればいいのですが、そうはいかない場合もあります。

そんな時の対処法を紹介します。

シロップ薬の場合も一緒ですので、参考にしてください。

自力でお薬を飲むことのできない赤ちゃんはこちらの方法を使って薬を飲ませます。

  • スプーンで飲ませる
  • スポイト、シリンジを使う
  • 哺乳瓶の乳首で飲ませる

その子にあった方法でお薬を飲ませましょう。

スポイト等は、薬局で販売していることがほとんどですが、ネットでも販売されています。

 

食べものに混ぜる

離乳食が進み食べる食材が増えてくると薬は、食べものに混ぜることもできます。

ゼリーやヨーグルト、ココア、イオン飲料など赤ちゃんが好きなものを選びます。

甘みの強いものが飲ませやすいよう。

水と混ぜるとき同様、食べものに混ぜるときも子どもが食べきれる量で混ぜましょう。

薬によっては混ぜてはいけないもの、混ぜると苦くなってしまうものもあります!
かりんと
かりんと

お薬をもらうときに、薬剤師さんに混ぜてはダメなものは確認しよう!

 

薬と一緒に混ぜてもよいとされているもの

参考に、一般的に薬と一緒に飲んだり、混ぜてもよいとされているものをのせておきます。

しかし、特殊な薬には例外もあります。

心配な場合は薬剤師さんに相談してから混ぜて飲ませてください。

ものによってNG ×
  • 水、白湯
  • 乳幼児用イオン飲料
  • ココア
  • ジュース
    (まれに苦みが増す)
  • ゼリー
  • プリン
  • ヨーグルト
  • きな粉
  • ジャム
  • アイスクリーム
    (問題はないが、
    冷えて咳を誘発することも。
    冷えで味覚が鈍くなるため
    おすすめという意見も。)
  • 牛乳
    (一部抗菌薬で効果が薄まる)
  • グレープフルーツジュース
    (一部薬で副作用がおきる場合)
  • 母乳、育児用ミルク
    (ミルク嫌いになる可能性)
  • 熱いスープ
    (成分変化の可能性)
  • おかゆ
    (主食嫌いになるかも)

 

赤ちゃんへの薬の飲ませ方 まとめ

赤ちゃんへの薬の飲ませ方 まとめ

いかがでしたでしょうか。

私も息子が生後5か月のときから、お薬を飲む機会ができました。

離乳食もはじめたてで、どうやって飲ませればいいのか看護師ながら不安でした。

しかし意外とスプーンで上手に飲んでくれて、ほっとしたことを記憶しています。

今ではお薬大好きマンで、上手に飲んでくれていますよ。

赤ちゃんって学習能力が高いもの。

慣れればお手の物となりますので、もし急に赤ちゃんがお薬を飲まなくならない事態になっても大丈夫。

今回の記事を参考に、肩の力を下ろしてお薬を飲ましてみてください。

 

\子どもの薬の一般知識はこれがあればOK/

 

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