子どもと一緒におでかけ♪
温かくなってくると虫よけスプレーは欠かさないものになってきますよね。
ところでその虫よけ、成分を気にして用意していますか?
「安いから」「有名ブランドだから」などで選んでるなら、もしかして危険かも…
今回はその危険のもととなる「ディート」という成分について記事にしていきます。
ディートってなに?農薬なの?
ほとんどの虫よけに含まれているディートとは、どういう成分なのでしょうか。
ディートとは
ディートとはアメリカ陸軍のジャングル戦の経験から開発された、虫よけ成分です。
ジャングルにいるダニや蚊に刺され、デング熱やマラリアなどにならないようにと作られたそう。
虫よけの高い効果があることから、現在も販売されている虫よけのほとんどはディート配合。
しかし、そのディートの正体は農薬成分!なんです。
一般的に毒性は低いとされていますが、まれに副作用がでることも報告されています。
ディートの安全性
副作用があるとはいえ、ディートは人体に毒性が低いとされている薬品です。
市販で販売されている虫よけのほとんどに使われ、普及されているほどです。
しかし生後6か月以内の赤ちゃんは使用禁止という制限もあります。
少なからず、子どもにはよくないのね…
ディートの副作用
日本における平成17~21年までの4年間のディートの副作用は172件報告されています。(平成22年度薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部安全対策調査会の資料より)
▶軽いもの
- 湿疹
- 痛み
- しびれ
- ヒリヒリ感
▶重いもの
- 麻痺
- けいれん
国内で報告されている副作用は湿疹やヒリヒリ感などの軽い皮膚症状のみ。
極端に心配する必要はなさそうですが、デリケートな子どもの肌にはできるだけ使いたくないですよね…
副作用がでるかもしれないものを、使いたくないと思うのが親心!
ディートを赤ちゃん&子どもが避けるべき3つの理由
ディートが赤ちゃんや子どもに使うのが、好ましくないことを上記でも少し述べました。
しかし、それ以外にもディートが子どもに向かない理由が3つあるので紹介します。
使用制限がある
そもそもディート入りの虫よけは子どもに対する使用制限があります。
6か月未満の赤ちゃんには使えませんし、制限が詳しく決めなければいけないほどのもの。
ディートが入ってないものがあるのなら、そちらを優先して使いたくなりますよね。
汗をよくかいて、虫よけの落ちやすい子どもに対して1日に1回しか使用できないのも不便です。
日焼け止めとの併用が危険
実は、ディートは他の化学合成物質と併用すると、ディートだけを使ったときよりも副作用が起きやすいと言われています。
まれなケースだそうですが、過去に台湾で意識障害になった例もあるようです。
台湾に住むAさんが日焼け止めローションを塗った上にディートを含む虫よけ剤を塗ったところ、およそ10分後に意識を失ってしまったのです。原因は日焼け止めクリームの何らかの成分とディートが化学反応を起こしたことが原因と見られています。
ヘルスプレスより引用
日本での症例は検索したところ、見つかりませんでした。
このようなことは本当にまれだと思いますが、こんな事例があると分かると子どもにディート入りの虫よけを使うのは避けたいですよね。
じっとできずに顔にかかる
子育て中のあなたには共感いただけると思いますが、子どもって本当にじっとしていられない!
予期せぬ動きをすることも頻繁で、思ってもいない場所に虫よけがかかってしまうなんてことも十分に考えられますよね。
厚生労働省でも乳幼児の顔への使用が禁止されているくらいのディート。
どれだけ注意を払っていても、急な子どもの動きに対応できず顔にかかってしまうこともあるかもしれません。
これもディートを子どもの使用に避けたい理由の1つです。
詳しくは厚生労働省HPを確認してね
ディート不要の虫よけのおすすめは?
ディート不使用の虫よけがいくつか販売されていますが、私が調べた中で1番手軽お手軽だと思ったものがアロベビー「UV&アウトドアミスト」です。
もちろんディートは不使用。
虫よけだけでなく日焼け止め効果も配合されているスプレーなので、1つで二役こなしてくれる優れものです。
15日間の返金保証制度もあるので、気に入らない場合でも安心!
気軽に試すことができるのでおすすめです。
口コミなどはこちらの記事でまとめています
ディート入りの虫よけを避けるべき理由まとめ
いかがでしたでしょうか。
記事で話してきた、ディートの危険性についてまとめておきますので、参考にしてください。
- もとは農薬成分
- 子どもへの使用制限がある
- 副作用がある(可能性は低い)
- 日焼け止めと併用がよくない
日差しが強くなる季節、毎日肌につけるものになるので子どもにはディート不使用の虫よけを選んであげましょう。
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