歯の生え始めのころの赤ちゃんの歯のお手入れは、ガーゼを使うことが推奨されています。
でも使い捨てのガーゼって意外と家にないもの。
何かで代用できないか調べていると、おしりふきが使える!という噂をキャッチしました。
口の中におしりふき?と思う部分もありましたので、詳しくその噂について調べてみました。
赤ちゃんの歯みがきにおしりふきは使える?
本当に赤ちゃんの歯みがきにおしりふきが適しているのでしょうか。
歯の生え始めはガーゼでみがく
赤ちゃんの歯が生え始めたころはガーゼを使って歯みがきをすることが推奨されています。
参考記事 赤ちゃんの歯みがきの仕方【こんにち歯】
でもガーゼって実は家に置いてなかったりしませんか?
ガーゼに似ていて、赤ちゃんがいる家に常にあるものといえば、おしりふき!
ということで、おしりふきがガーゼの代用になるのか成分を調べてみました。
おしりふきの成分
おしりふきの主成分はこちら。
- 安息香酸Na
- EDTA-2Na
- PG(プロピレングリコール)
- ベンザルコニウムクロリド
- ポリアミノプロピルグビグアニド
ひとつずつみていきましょう。
安息香酸Na
微生物の呼吸酵素系を阻害て、増殖を抑える成分。
飲料などに使用されていますが、子どもへの危険性が問題視されている報告もあります。
☞英文の報告ですがこちら
EDTA-2Na
環境への有害性が疑われている物質。
飲み込むと人への有害となる恐れがあるとも言われています。
PG(プロピレングリコール)
保湿性とカビを防ぐためにコンビニのおにぎりなどの食品添加物として使用されていたりします。
食べ物にも入っているように、少ない量での毒性は低いと言われていますが、立証はされていませんが 発がん促進作用を疑う意見も。
ベンザルコニウムクロリド
殺菌、防カビ目的で使用。
飲み込むと有害と厚生労働省のサイトにて記載あり。アレルギー性皮膚炎の原因になるという噂もあります。
ポリアミノプロピルグビグアニド
防腐剤として使用されています。
人へのパッチテストで刺激が認められた資料あり。
☞こちら
私は歯みがきには、使いたくない…
おしりふきも赤ちゃん製品ですので、厳しいテストをうけて販売されているとは思います。
でも、成分を詳しくみると親としては歯みがきには使用したくないですよね。
赤ちゃんの歯みがきにおしりふきはNG
おしりふきに使われている成分が口に入ると怖いことが分かりました。
おしりふきはおしりを拭くために開発されたもの。
歯みがきに使用するのは辞めましょう。
ということで、赤ちゃんのガーゼ歯みがきをおしりふきのように気軽に使えるアイテムを紹介します。
赤ちゃんの歯みがきに適したアイテム3選
では早速、おしりふきではない赤ちゃんの歯みがきにぴったりのアイテムを紹介します。
和光堂 にこピカ 歯磨きシート
アルコール、香料、着色料、防腐剤などの添加物の使用なし。
原料は食物成分のみでできているので安心して使用できます。
汚れがふき取りやすい凹凸のあるメッシュシートです。
ピジョン 歯みがきナップ
この商品も添加物の使用なし!
フレーバーはキシリトールといちごの2種類。
小分け個包装なので、外出時にもぴったりです。
ドルチボーレ ベビートゥースペーストジェル
シート式の歯みがきではありませんが、歯ブラシが使えるようになればこちらもおすすめ。
食品レベルの原料で作られた赤ちゃん用の歯みがきジェルです。口をうまくゆすげない赤ちゃんも安心して使用できます。
赤ちゃんの歯みがきにおしりふき まとめ
いかがでしたでしょうか。
おしりふきは口に含むと危険な成分がたくさん入っています。
歯みがきに使うには便利に見えますが、使用するのは辞めておくことをおすすめします。
乳歯のケアを怠ると、永久歯のむし歯のリスクは高まるそうです。
日々、育児や家事に追われて忙しいかと思いますが、しっかり歯のケアを行ってあげましょう。
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