うちの子デベソ過ぎない?
私も次男のおへそをオムツ替えで見るたびにそう思っていました。
そんな次男がデベソ治療を開始したのでその経過を記録していこうと思います。
わが子のデベソが気になる方に参考にしていただければと思います。
デベソ(臍ヘルニア)とは?
デベソ(臍ヘルニア)とは、どのような状態のことをいうのでしょうか。
デベソとは
臍ヘルニアとは、いわゆる“でべそ”のことを指し、生後へその緒が取れたあとにへそが飛び出ている状態を指します。5〜10人に1人の割合で発生します。
引用:メディカルノート
赤ちゃんが泣くときにお腹に圧がかかり、消化管や脂肪細胞などが飛び出てしまった状態。
それがデベソなんだそう。
基本的には筋肉の発達に伴い、お腹に筋肉がついて自然治癒することがほとんど。
しかし、一部では治療過程がうまくいかずデベソとして残存してしまうことがあります。
息子のデベソの写真は下へ!
デベソの治療
基本的には特に治療をせず経過観察。
見た目が気になる場合は、デベソを圧迫する圧迫法という治療を行います。
圧迫法を行うと、自然治癒を促す効果が期待ができます。
1歳を過ぎると自然治癒は期待しにくくなるんだって
デベソ(臍ヘルニア)治療を始めようと思った理由
命にかかわる病気でもなく、自然治癒も期待できるデベソ。
息子に治療をしようと思った理由はこちら。
- 治すなら今
- 将来のコンプレックス
- コストがあまりかからない
治すなら今
小児科の先生いわく、でべその治療は早ければ早いほど効果は高いのだとか。
治療を考えているのであれば、すぐに始めるべきと勧められたのが一番の理由です。
今ものタイミングなら予防接種で定期的に小児科に通うことにもなるし、一緒に診察してもらえるというのもポイントでした。
将来のコンプレックス
私個人的には、デベソはかわいいと思うのですが
将来息子がどう思うかは分かりません。
コンプレックスに思わないとは言い切れない。
ならできるうちに治療してあげることがベストかと思ったのも理由です。
夫いわく男でもへそは気にする!
そうです。
コストがあまりかからない
治療に必要なものは、防水テープと綿花のみ。
高額な費用が必要なものでもありません。
例え治らなくても、試すだけ試してみようと挑戦してみることに。
デベソ(臍ヘルニア)の治療経過の実際
ここからは実際にうちの次男のデベソの治療の実際を紹介します。
ちなみにこちらの画像が、治療前の息子のデベソ。
遠くから見た写真はこちら。
結構でてるよね…
ですがお医者さん曰く、これくらいはまだまだ序の口だそうです。
生後2か月 治療開始
初めての予防接種と一緒にデベソを見てもらった次男。
治療をデベソ治療を開始することになります。
上でも少しお伝えしたように、治療は圧迫療法。
綿球またはカット綿でおヘソを圧迫し、その上から防水テープでしっかり貼り付けて押さえます。
2~3日で綿球とテープを交換。
尿や便で汚れてしまったときも交換します。
初回と2回目のセットは小児科でいただき、以降は薬局で購入。
ネットでは便利なキットで販売されていました。
テープの部分が赤くなったり、かぶれたりする場合は受診するよう指導されました。
とりあえずこれを、次の予防接種の1か月続けることに。
貼り方は下で紹介するよ
初めての圧迫交換
凹んでる!
治療開始より3日後。
初めてのテープの交換です。
想像以上にデベソが凹んでいてびっくり!
テープを貼っていた部分は少し赤みがありますが、すぐにひいてきたのでそのまま様子見です。
その後の途中経過はこんな感じ。
交換を重ねることに、少しずつですが凹んできている気がします。
生後3か月 テープかぶれ出現!
圧迫療法を続けることでお臍は凹んできたのですが、テープの部分にかぶれが…
小児科で診察してもらい、当分治療は中断。
弱いステロイドの軟膏をもらい、治るまで続けることに。
このままだと自然にお臍は凹みそう!って言ってもらいました。
生後4か月 圧迫療法再開
かぶれが完全に治るまで1か月かかりました。
腹筋がついてきたのか、平常時は写真のようにデベソは目立たないように。
腹圧がかかったときなのか、ときどきポコっとなるときもあるでもう少し続けてみることに。
継続治療中
ただいま、継続してデベソ治療中です。
ときどき経過を更新しますのでときどき見に来てください。
デベソ(再ヘルニア)圧迫療法のやり方
ここで元外科看護師の私が圧迫療法のやり方を少し紹介します。
💀 注意
デベソ治療は親の自己判断では行わず、
必ず専門機関を受診後に開始してください。
圧迫療法のやり方は簡単。
- 物品を用意
- 防水テープに綿を貼る
- お臍を抑えながら貼り付け
- 皮膚の観察
行程はこちらのみです。
物品を用意
カット綿(綿球)と防水テープを必要な大きさにカットして用意します。
ちょうどいい大きさの綿球やカット綿が用意できれば、この手間はひとつ省けますがなかなかピッタリサイズは難しい。
2~3日に1回の交換頻度が多いので、あらかじめカットしておくと便利です。
⚘ Point
防水テープを長時間貼っていると肌荒れの原因に。
できるだけ小さくカットするのがよき!
防水テープにカット綿を貼る
カット綿をくるくる丸めて、デベソの大きさにします。(綿球だとこの手間は不要かも)
それを防水テープに貼り付けます。
⚘ Point
カット綿をお臍に置いてから貼るより、テープに着けてから貼る方がラクチン♪
お臍を抑えながら貼り付け
上でセットしたカット綿と防水テープをデベソに貼付します。
こんなに押して大丈夫?というくらい結構強めに圧迫。
少し嫌な顔をされるときも多いけど、圧迫しなければ意味がない…とそこはグッと我慢して貼り付けます。
⚘ Point
お腹を圧迫するので、
必ず授乳直後は避ける!
皮膚の観察
防水テープは基本的につけっぱなしなので、定期的に皮膚の観察をします。
- 赤みはないか
- ぶつぶつはないか
- かぶれていないか
など気を付けてみてあげるようにしましょう。
皮膚状態や、病院の指示で頻度は異なるかと思いますが息子は2~3日に1回テープ交換。
交換の時のお風呂の前に優しくテープを剥がし、石鹸で綺麗に洗っています。
皮膚に異常があれば、小児科にかかるように言われました
赤ちゃんのお肌はデリケート、気を付けて観察しましょう。
💀 テープの交換しすぎも注意
テープをつけっぱなしよりも、何度も交換する方がお肌にいいかな?と思うかもしれませんが交換のし過ぎもNG!
剥がす時に摩擦が生じるので、毎日交換するのがいいとは一概には言えません。
デベソ(臍ヘルニア)の治療経過まとめ
まだまだ途中の息子のデベソ治療。
今後も、継続して更新していきます。
果たして、次男のデベソは治るのか?今後にこうご期待です。
\長男のときはこんなのがあった/
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