公共交通機関のひとつ、バス。
出産前は何気なく乗っていたバスですが、「赤ちゃんと乗るとなると不安…」と思いませんか。
実際に、6か月の息子を連れてバスに乗ってみた私。
その不安を少し解決できればと記事にしてみました。
6か月の息子とバスでおでかけしました
先日、6か月の息子とバスを利用しました。
少し遠めの場所への移動だったので、約40分。
目的地での移動も多いため、ベビーカー折りたたんで持参しました。
出発する前はぐずったらどうしよう…。途中で降りる覚悟もしておかないとな…。
と構えていましたが、抱っこひもで乗車し出発5分で到着まで爆睡。
はじめての楽しい?バスのおでかけができました。
寝てくれたので、なんともなかった♡
赤ちゃんと路線バスに乗るときは…
では、さっそく赤ちゃんと路線バスに乗るときのことについて書いていきます。
バスにチャイルドシートは不要?
赤ちゃんとバスに乗る際には、チャイルドシートは必要なのでしょうか。
結論からいいますと、路線バスを赤ちゃんが使用する際のチャイルドシートは不要です。
道路運送法第3条第1号に掲げる一般旅客自動車運送事業の用に供される自動車の運転者が当該事業に係る旅客である幼児を乗車させるとき。
引用:道路交通法施行令 第二十六状の三の二 第三項
少し難しいですが、道路交通法でも一般客席自動車はチャイルドシートが不要と書かれています。
一般旅客自動車とは、路線バスやタクシー、ハイヤーを指します。
ベビーカー?抱っこひも?
私も実際にバスに乗る際にどっちがいいのか迷いました。ベビーカー?抱っこひも?
私は断然、抱っこひもをおすすめします。
バスは電車と比べても車内が狭い、そして乗車するにも大きい段差や階段があって乗り降りが大変!
何より、慣れない環境にいる赤ちゃんの近くで様子をうかがうこともできます。
安全面を考えても、抱っこひもがおすすめです。
しかし、路線バスは基本的にベビーカーで乗車することもできます。
目的地での移動をたくさんする、荷物が多いなどの場合は、ベビーカーを選択するのも一つの手です。
もちろん、折りたたんで乗車することもできますよ。
優先席を利用させてもらおう
引用:京阪電車
たいがいのバスには優先席が設けられています。
優先席の定義も「乳幼児をお連れの方」が含まれます。
不安定になりがちなバス、空いていれば優先席を使用させてもらいましょう。
全然関係ないけど、優先座席っていうのは関西だけなんやね
調べてみてはじめて知った!
赤ちゃんとのバスで気を付けたいこと
ここからは、赤ちゃんと一緒に路線バスに乗る際に気を付けたいことを紹介します。
バスでの赤ちゃんの安全
赤ちゃんと一緒で一番に気を付けたいこと、安全。
抱っこVer.とベビーカーVer.で紹介します。
抱っこしているとき
- 抱っこひもをつかう
⇒手があくので乗車がスムーズ
何かのときにとっさに赤ちゃんを守れる - できるだけ席に座る
- 座れないときは必ず手すりやつり革を持つ
⇒バランスを崩しやすく、転びやすいため
ベビーカーのとき
- 乗車中はベビーカーを支える
- 指定位置にベビーカーを置き、補助ベルトを締める
- ベビーカーは進行と反対方向に止める
- ベビーカーの車輪ストッパーをかける
- ベビーカーのシートベルトも忘れない
- バスを降りるときは後ろ向き
ベビーカーでの乗車は結構大変だ…
バスでのベビーカーの取り扱い
ということで、路線バスでのベビーカーの取り扱いについての詳細を書いていきます。
ベビーカーを利用する際のマナー
いくら路線バスにベビーカーを乗せていいといってもある程度のマナーは必要。
- ベビーカーのまま赤ちゃんを乗せる場合は運転手さんに一声かけておく
⇒念のため、確認をしましょう - ベビーカーを人にぶつけてしまったときは、きちんと謝罪する
- 混雑時は避ける
- ベビーカーをたたむ際には通路の邪魔にならないようにする
- 赤ちゃんの泣きっぱなしに気を付ける
⇒あらかじめ、おもちゃやおやつなどを用意しておく
当然のマナーですが、気持ちよくバスを利用するために気を付けましょう。
ベビーカーをたたむ必要があるとき
路線バスにベビーカーをたたまずに乗せることは可能ですが、たたむ必要がある場合があります。
- バスが込みあっている
- ベビーカーがすでに2台乗車している
- ベビーカーに荷物だけをおいている
その時の状況によって変わってくると思うので、臨機応変に対応しましょう。
途中でたくさんの人が乗り込んでくる場合も。
乗車中は荷物をひとまとめにしておくなど、いつでもベビーカーをたためる準備をしておくことをおすすめします。
ベビーカーを乗る前にこんな動画があるよ
ベビーカーでバスに赤ちゃんを乗せるときに分かりやすい動画があったので、参考にしてみてください。
京都市公式YouTubeより引用しています。
バスでの赤ちゃんの気分
赤ちゃんとバスに乗るときには、赤ちゃんの気持ちや気分も大切にしてあげましょう。
場所見知りをしたり、いつもと違う雰囲気を不快に感じることもあるかもしれません。
赤ちゃんに負担がないように行動を考えてあげる必要があります。
- お母さんの顔を見えるようにしておく
- お気に入りのおもちゃを持参する
- 短い距離の移動から始め、長い距離は慣れてからにする
バスに乗っている間に、急にぐずってしまうこともあるかもしれません。
そのときのために、お気に入りのおもちゃやおかしを持っておくことをおすすめします。
赤ちゃんを連れていると、急に思いもしないことが起こる可能性は高い!
早めの行動を心掛けましょう。
赤ちゃんとバスのまとめ
いかがでしたでしょうか。
内容をまとめておきます。
- バスに乗る際は抱っこひもがおすすめ
- 優先座席を利用させてもらおう
- ベビーカーに赤ちゃんを乗せてでもOK
- ベビーカーのときは指定の場所へ
- できるだけ混みあわない時間をねらう
- 時間に余裕をもって行動を
- マナーを守って利用しましょう
いろいろと書きましたが、意外とすんなり乗れるものです。
百聞は一見に如かず、この記事でしっかり予習ができたなら、1度近い距離から赤ちゃんとバスに乗ることに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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